2023年6月13日の相場

こんにちは。6月14日の水曜日です。

昨日の米株式市場は3指数ともに上昇。4日連続で3指数ともに上昇しています。

日経平均も上昇しています。33000円台に乗せてきています。

◆昨日は米国のCPIが発表されました。

米消費者物価指数、5月は前年比で伸び鈍化-利上げ休止の余地 – Bloomberg

CPI   前月比 (前回)+0.4% (予想)+0.2% (結果)+0.1%

      前年比 (前回)+4.9% (予想)+4.1% (結果)+4.0%

コアCPI 前月比 (前回)+0.4% (予想)+0.4% (結果)+0.4%

     前年比 (前回)+5.5% (予想)+5.3% (結果)+5.3%

インフレ率は2021年3月以来の低い伸びとなりました。しかし、FEDが注視しているコアインフレの鈍化ペースが緩慢となっており、強弱入り乱れているという印象を受けています。今後、インフレ率は徐々に下がっていく傾向にあると思われますが、下がるペースが遅いようであれば、追加利上げが必要になるという見方が大半のようです。

発表直後、米金利とドルは下落しましたが、その後反転上昇しています。ニューヨーク以降は円安が進み、クロス円が軒並み上昇しています。金利上昇に伴い、GOLDも下落。株式はFOMCでの金利据え置きがほぼ確実となり、上昇で反応しています。

◆本日はFOMCが行われます。

政策金利は据え置かあれることがほぼ確実です。注目されるのはその後のパウエル議長の発言と、ドットチャートになります。。追加利上げを匂わせる発言をしてくると思われますがどの程度タカ派の発言になるのか。また、ドットチャートで金利見通しにどの程度修正があるのかというところでしょう。

◆英国の雇用統計

英雇用・賃金、2─4月は予想大幅に上回る 強まる追加利上げ観測 | ロイター (reuters.com)

かなり強い数字が出ており、ポンド高で反応しています。英国のインフレはかなり深刻なのではないでしょうか。チェックしておきましょう。

◆今後の見通し

米国の見通しとしてはFOMC次第ですが、手探りの状況が続いています。大きなトレンドが出やすい状況ではないので、傲慢になりすぎないように気を付けていきたいと思います。アジア時間は前日の円安トレンドの反落に注意が必要かと思っています。それでは本日も楽しんでいきましょう。

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