2023年6月8日の相場

こんにちは。6月9日の金曜日です。

昨日の日経平均は2日連続で下落しました。

米株式市場は3指数ともに上昇しています。VIX指数はコロナショック以降、最低水準らしいです。

米金利は下落。ドルは金利低下に伴い、下落しています。ドルストレートは軒並み上昇しています。

昨日は米新規失業保険申請件数が発表されました。

米新規失業保険申請が急増、21年以来の高水準-冷え込みの兆候か – Bloomberg

市場予想を上回る内容となり、労働市場の軟化が示されたことから、利上げ思惑が後退し、金利が下落しています。金利の下落を受けて、株式は上昇しています。

◆米株式について

米株式は利上げ停止、債務上限問題クリアによる楽観視、企業の好決算、AIバブル等により直近はかなり強い展開が続いています。S&P500指数は今年の最安値から20%上昇しているそうです。FEDは政策金利を5.0%に引き上げ(追加利上げあるかも)たことに加えて、バランスシート(QT)も縮小しています。個人的にはこの状況下で株式が強気であることにかなりの違和感を感じています。S&P500のCOT内訳を見ると、直近ではショートポジションがかなり積まれており、機関投資家はショートポジションを仕込んでいると思われます。米地銀の問題も、まだ終わっていません。米株式はしばらくは上昇が続くかもしれませんが、かなり危険なのでは?と思っています。バブル崩壊は突然やってきますので注意が必要だと思っています。

◆本日の戦略

引き続き来週のCPIとFOMCを見据えて相場が動くことが想定されます。今日は特に重要な指標を控えていないので材料不足によるレンジ相場になると想定しています。来週のイベント前にポジション調整があるかもしれません。今日は週末でもあるので、無理せずやっていきたいと思います。

はっきりしているのは円安なので、クロス円のロングを検討中。大きいトレンドは出にくいと思うのでこつこつやっていきたいと思います。

それでは本日も楽しんでいきましょう!!

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