2023年6月7日の相場

こんにちは!6月8日の木曜日です。

子供が風邪をひいたり、運動会の振り替え休日だったり、忙しい毎日が続いており、ブログの更新を、しばらくさぼってしまいました。

今日から気持ちを切り替えて、毎日更新できるようにしていきたいと思います。

さて、昨日の相場を振り返ってみたいと思います。

昨日の株式市場は、S&P500とNASDAQは下落。DOWは上昇しました。

米金利は、カナダ中銀のサプライズ利上げを受け上昇。米ドルも金利上昇に合わせて上昇しています。

◆BOC(カナダ政策金利)

カナダ中銀が0.25%利上げ、3会合ぶり インフレ高止まり懸念で | ロイター (reuters.com)

・「消費者物価指数(CPI)上昇率が目標の2%を大幅に上回って推移するという懸念が強まった」

・「金融政策は需要と供給の均衡を取り戻し、インフレを持続的に2%目標に回帰させるために十分に制約的ではない」

・インフレは今夏に3%に鈍化すると引き続き想定しているとしたが、4月時点の「その後はより緩やかに低下し2024年末までに目標の2%に達すると予想する」という見通しは改めて示さなかった。

4月会合で利上げを停止していましたが、今回はサプライズで利上げとなりました。更なる追加利上げを匂わせており、かなりタカ派の内容と言えます。当然ですが、カナダドルは上昇しました。カナダの金融政策は米国との関連性が高いため、米金利が上昇したのも当然といえると思います。

◆RBA(オーストラリア政策金利)

6月6日火曜日にはオーストラリアの政策金利がありました。

豪中銀が予想外25bp利上げ、2会合連続-追加引き締めにも含み – Bloomberg

・「インフレ率はピークを過ぎたが、なお高過ぎる」

・「適正な時間枠でインフレ率を確実に目標に戻すには、金融政策の一定の追加引き締めが必要かもしれない」

こちらもサプライズで利上げとなりました。追加利上げを匂わせており、タカ派の内容となっています。豪ドルも上昇しています。

直近の金融政策(オーストラリア、カナダ)は、インフレが長期間にわたって高止まりする恐れがあり、それに対処する形で利上げを決定。併せて追加利上げの可能性を示唆する内容となっています。各国でインフレへの対応が今後も過熱する恐れがあると思われます。

◆今後の戦略について

来週のCPIまで重要なイベントがないため、材料不足の展開になると思われます。米ドルインデックスを見ると、5月24日あたりからレンジになっており、方向感の無い状況が続いています。昨日のサプライズを受けての上昇でレンジを抜けれていないことから、しばらくは上値の重い展開が続くと考えています。将来の利上げを見据えて、底堅い動きも出てくると思います。

今日は、米ドルの調整があるのではないかと考えており、ドルショートのポジションを持ったところです。全体的にはレンジ相場になると考えていますので、利益が乗った時には、欲張らずに利確していきたいと思います。

それでは、本日も楽しんでいきましょう!

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